フランス⑦ルーヴル美術館~(3日目)AM

lilymasako2

2014年02月01日 06:00

6:30からオープンのレストランで、
今日も元気に朝食タイムです。

料理のメニューは、毎日ほぼ同じでしたが、
美味しいフランスパンや、フルーツなど、
ミルクたっぷりの珈琲と一緒に頂きました。



いよいよ来ましたね。
 
Muse´e du Louvre
ルーヴル美術館 

世界最大級・最古級のフランス屈指の観光地

かつての王宮を改装し、フランス革命後の1793年に開館。
収蔵品30万点以上の中から、随時約2万6000点を展示。
全てのフロアをくまなく鑑賞するには、最低でも一週間は、
かかると言われています。

地下の駐車場から、上って来ました。

こちらは、逆ピラミッド



とにかく、こちらでも、
観光客を狙うスリ集団が目をギラギラさせてる事でしょう。
現地のガイドさんの説明を聞きながら、なるべく集団で、
移動して行きたいと思いました。



こちらは、 『 狩猟の女神・ディアナ 』

これほど優美きわまる、
魅惑的な女性像は滅多にありません。
猟犬を連れて森を闊歩する、ギリシャ神話の処女神ディアナ。
この女性こそ、アンリ2世の愛妾ディアヌ・ド・ポワチエの
20歳も年下の国王をその魅力で虜にしたという、
伝説の女性なのです。

いわゆる、クールビューティーの代表。

狩猟の女神・ディアナを表す弓矢は、キューピッドの持ち物でもあり、
鑑賞者の愛を呼び覚ますためのものとも、解釈されるそうです。
モデルとされる、ディアヌ・ド・ポワチエ には、
毎日ミルク風呂に入り、美肌のお手入れをしていたとの逸話も。



正面から、撮影してみました。
私の友人で、狩猟をしている女性に、
ポストカードにして、贈りたいと思いました。


 (へんなオバサンが、映り込んでおりますが、、、。)

Ve´nus de Milo
ミロのヴィーナス


1820年に、エーゲ海で、発見された古代ギリシャの、
代表的彫刻ですね。

あらん限りの理想の美を一つにした女神
「アフロディーテ」
通称・ ミロのヴィーナス

その美しさは、人体表現の理想的な形を実現してること。


腰から上、そして下の部分の、調和のとれた比例関係(カノン)
黄金比といわれるものです。

うしろ姿も美しいですね。





<聖母載冠>
8面のパネルを使い、聖母載冠の様子を描いた祭壇画。
基底部には、聖ドメニコの生涯が描かれています。



老人と孫 でしょうか、
みにくく描かれた鼻ですが、孫を見つめるまなざしが、
とても優しくて、温かいので、ほのぼのとした空気が、
こちらにも、伝わって来ます。



ダ・ヴィンチ 、もう一枚の傑作
<聖母子と聖アンナ>


ダ・ヴィンチによる、多くの未完成作品のひとつ。
無数の細かいひだが描かれたマリアの赤い服などは、
完成された部分。
ルイ12世が、娘の誕生を祝うために注文した絵。
もっとも複雑で、もっとも洗練された作品。



( ルーヴルを訪れるものには、
           真剣に学ぶものあり ) 

クレア・9月号~
こちらでは、多くの芸術家たちが、デッサンをする姿もあります。

 こうして、模写をしている人が、何人かいました。



 『 狩猟の女神・ディアナ 』 
 こちらは、ブロンズ像でした。



 こちらの方も、模写をされていました。
 細かい筆使いに、つい目が釘付けになりました。



 モナ・リザ
 レオナルド・ダ・ヴィンチ


 慈愛に満ちた微笑は、世界中の人々を、
 魅了してやまない名作ですよね。
 (筆跡を残さないスフマートという、ぼかし技法だそうです。)

 フランチェスコ・デル・ジョコンド の妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像
 通称・モナ・リザ


 本物の絵を撮影できました。(日本では考えられませんね!)
 一番の人だかりでしたので、
 なかなか撮影できませんでした。




美術の教科書などでも、見慣れた作品です。

グランド・オダリスク
作者・ドミニク・アングル


皺もない美しい背中。
不自然に長い胴体。
崩れたバランスの中に、見えるアングルの理想美だそうです。

とても美しい!



ナポレオン1世の戴冠式と、
皇妃ジョセフィーヌの戴冠


ナポレオンが、パリのノートル・ダム大聖堂で、
皇帝として戴冠した直後に、
皇后に冠を授ける歴史的な場面を描いたものです。




<レカミエ夫人>
フランス帝政期、もっとも、有名で重要な絵の一つだそうです。
夫人は流行の古代風ドレスを着用。
ボンペイ風の長椅子も、この時期サロンで流行の家具。
この作品は、夫人の頭部だけが完成され、
ドレスも、家具も、上塗りが施されてないのだそうです。
革新的な横長カンヴァスに、身体の優雅な曲線が強調されてる。






こちらの絵は、私が遠くから惹きつけられました。
集団から、しばし外れ撮影しました。
白く美しく輝いて見えました。
滑らかな女性の曲線が、とても美しかった。



革命と自由の国フランス!
<7月28日、民衆を導く「自由」>


この絵は、1789年のフランス革命ではなく、
1830年の七月革命を主題としてる。

ロマン主義の完成者・ドラクロワにとって、
もっとも、重要で有名な作品のひとつ。

民衆が復古王政を打倒しようと、
パリで蜂起する熱気に満ちた場面。
三色旗と、銃を手にした上半身裸の女性が、
バリケードを踏み越えながら、
民衆を率いる姿は、躍動感にあふれています。

 ジャンヌダルク 【Jeanne d'Arc】
(1412~1431) フランスの国民的英雄。
 百年戦争後期,フランスの解放を神に託されたと信じ,
 シャルル七世から授かった軍隊を率いて、
 オルレアン城の包囲を解くなどフランスの危機を救った。



悩ましくも官能的な、、、、。
<瀕死の奴隷>


この彫刻の後ろにいるのは、猿で、青年を暗示するもの。



18世紀の新古典主義彫刻を代表する、カノーヴァ作
<アモルの接吻で蘇るプシュケ>


アモル(キューピッド)と、プシュケの恋物語。
主役の2人が絡み合った滑らかな大理石彫刻。
死の眠りから生き返ったプシュケが、夫のアモルを、
抱きしめようと腕を伸ばした瞬間を捉えて、表現してる。



後ろからの眺めです。



大勢の人が集まっていました。
美術館を後にしまして、
昼食のレストランに向かいました。



この日のランチです。

『 L´ Auberg du Loubre 』 というお店です。



 この旅で、初めて、生野菜のサラダ
 フレッシュで、美味しかったです。



サクサクした、フライドポテトと、チキンでした。
ナイフとフォークで、悪戦苦闘です。



こちらのヨーグルト 素晴らしく美味しかったです。
この時、お店でお料理を運んで下さる、ムッシュが、
愉快なパフォーマンスをしてくれました。

こちらのヨーグルト、私のところだけ、最初置いて行かないんです。
私が、不思議そうに戸惑ってると、
よそのテーブルに持って行こうとする、身振りをしたと思うと、
私の椅子に、ちょこんと座り、自分で食べようとしました。
えー!どうなっちゃってるの? と思った瞬間。
ヨーグルトをすくったスプーンを、私の口にもって来て、
あーんして! とジェスチャーしました。
回りの人にあおられて、あーんと、食べさせて頂いちゃいました。
ムッシュ、ありがとうね。

場が和み、笑いが広がりました。







食事を終えて、歩道を歩いて通りまで出ました。
あらぁ、お寿司が、、、、、。

それでは、午後に!


つづく


関連記事