6:30からオープンのレストランで、
今日も元気に
朝食タイムです。
料理のメニューは、毎日ほぼ同じでしたが、
美味しいフランスパンや、フルーツなど、
ミルクたっぷりの珈琲と一緒に頂きました。
いよいよ来ましたね。
Muse´e du Louvre
ルーヴル美術館
世界最大級・最古級のフランス屈指の観光地
かつての王宮を改装し、フランス革命後の1793年に開館。
収蔵品30万点以上の中から、随時約2万6000点を展示。
全てのフロアをくまなく鑑賞するには、最低でも一週間は、
かかると言われています。
地下の駐車場から、上って来ました。
こちらは、
逆ピラミッド
とにかく、こちらでも、
観光客を狙うスリ集団が目をギラギラさせてる事でしょう。
現地のガイドさんの説明を聞きながら、なるべく集団で、
移動して行きたいと思いました。
こちらは、
『 狩猟の女神・ディアナ 』
これほど優美きわまる、
魅惑的な女性像は滅多にありません。
猟犬を連れて森を闊歩する、ギリシャ神話の処女神ディアナ。
この女性こそ、アンリ2世の愛妾ディアヌ・ド・ポワチエの
20歳も年下の国王をその魅力で虜にしたという、
伝説の女性なのです。
いわゆる、クールビューティーの代表。
狩猟の女神・ディアナを表す弓矢は、キューピッドの持ち物でもあり、
鑑賞者の愛を呼び覚ますためのものとも、解釈されるそうです。
モデルとされる、ディアヌ・ド・ポワチエ には、
毎日ミルク風呂に入り、美肌のお手入れをしていたとの逸話も。
正面から、撮影してみました。
私の友人で、狩猟をしている女性に、
ポストカードにして、贈りたいと思いました。
(へんなオバサンが、映り込んでおりますが、、、。)
Ve´nus de Milo
ミロのヴィーナス
1820年に、エーゲ海で、発見された古代ギリシャの、
代表的彫刻ですね。
あらん限りの理想の美を一つにした女神
「アフロディーテ」
通称・ ミロのヴィーナス
その美しさは、人体表現の理想的な形を実現してること。
腰から上、そして下の部分の、調和のとれた比例関係(カノン)
黄金比といわれるものです。
うしろ姿も美しいですね。
<聖母載冠>
8面のパネルを使い、聖母載冠の様子を描いた祭壇画。
基底部には、聖ドメニコの生涯が描かれています。
老人と孫 でしょうか、
みにくく描かれた鼻ですが、孫を見つめるまなざしが、
とても優しくて、温かいので、ほのぼのとした空気が、
こちらにも、伝わって来ます。
ダ・ヴィンチ 、もう一枚の傑作
<聖母子と聖アンナ>
ダ・ヴィンチによる、多くの未完成作品のひとつ。
無数の細かいひだが描かれたマリアの赤い服などは、
完成された部分。
ルイ12世が、娘の誕生を祝うために注文した絵。
もっとも複雑で、もっとも洗練された作品。
( ルーヴルを訪れるものには、
真剣に学ぶものあり )
クレア・9月号~
こちらでは、多くの芸術家たちが、デッサンをする姿もあります。
こうして、模写をしている人が、何人かいました。
『 狩猟の女神・ディアナ 』
こちらは、ブロンズ像でした。
こちらの方も、模写をされていました。
細かい筆使いに、つい目が釘付けになりました。
モナ・リザ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
慈愛に満ちた微笑は、世界中の人々を、
魅了してやまない名作ですよね。
(筆跡を残さないスフマートという、ぼかし技法だそうです。)
フランチェスコ・デル・ジョコンド の妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像
通称・モナ・リザ
本物の絵を撮影できました。(日本では考えられませんね!)
一番の人だかりでしたので、
なかなか撮影できませんでした。
美術の教科書などでも、見慣れた作品です。
グランド・オダリスク
作者・ドミニク・アングル
皺もない美しい背中。
不自然に長い胴体。
崩れたバランスの中に、見えるアングルの理想美だそうです。
とても美しい!
ナポレオン1世の戴冠式と、
皇妃ジョセフィーヌの戴冠
ナポレオンが、パリのノートル・ダム大聖堂で、
皇帝として戴冠した直後に、
皇后に冠を授ける歴史的な場面を描いたものです。
<レカミエ夫人>
フランス帝政期、もっとも、有名で重要な絵の一つだそうです。
夫人は流行の古代風ドレスを着用。
ボンペイ風の長椅子も、この時期サロンで流行の家具。
この作品は、夫人の頭部だけが完成され、
ドレスも、家具も、上塗りが施されてないのだそうです。
革新的な横長カンヴァスに、身体の優雅な曲線が強調されてる。
こちらの絵は、私が遠くから惹きつけられました。
集団から、しばし外れ撮影しました。
白く美しく輝いて見えました。
滑らかな女性の曲線が、とても美しかった。
革命と自由の国フランス!
<7月28日、民衆を導く「自由」>
この絵は、1789年のフランス革命ではなく、
1830年の七月革命を主題としてる。
ロマン主義の完成者・ドラクロワにとって、
もっとも、重要で有名な作品のひとつ。
民衆が復古王政を打倒しようと、
パリで蜂起する熱気に満ちた場面。
三色旗と、銃を手にした上半身裸の女性が、
バリケードを踏み越えながら、
民衆を率いる姿は、躍動感にあふれています。
ジャンヌダルク 【Jeanne d'Arc】
(1412~1431) フランスの国民的英雄。
百年戦争後期,フランスの解放を神に託されたと信じ,
シャルル七世から授かった軍隊を率いて、
オルレアン城の包囲を解くなどフランスの危機を救った。
悩ましくも官能的な、、、、。
<瀕死の奴隷>
この彫刻の後ろにいるのは、猿で、青年を暗示するもの。
18世紀の新古典主義彫刻を代表する、カノーヴァ作
<アモルの接吻で蘇るプシュケ>
アモル(キューピッド)と、プシュケの恋物語。
主役の2人が絡み合った滑らかな大理石彫刻。
死の眠りから生き返ったプシュケが、夫のアモルを、
抱きしめようと腕を伸ばした瞬間を捉えて、表現してる。
後ろからの眺めです。
大勢の人が集まっていました。
美術館を後にしまして、
昼食のレストランに向かいました。
この日のランチです。
『 L´ Auberg du Loubre 』 というお店です。
この旅で、初めて、
生野菜のサラダ
フレッシュで、美味しかったです。
サクサクした、フライドポテトと、チキンでした。
ナイフとフォークで、悪戦苦闘です。
こちらのヨーグルト 素晴らしく美味しかったです。
この時、お店でお料理を運んで下さる、ムッシュが、
愉快なパフォーマンスをしてくれました。
こちらのヨーグルト、私のところだけ、最初置いて行かないんです。
私が、不思議そうに戸惑ってると、
よそのテーブルに持って行こうとする、身振りをしたと思うと、
私の椅子に、ちょこんと座り、自分で食べようとしました。
えー!どうなっちゃってるの? と思った瞬間。
ヨーグルトをすくったスプーンを、私の口にもって来て、
あーんして! とジェスチャーしました。
回りの人にあおられて、あーんと、食べさせて頂いちゃいました。
ムッシュ、ありがとうね。
場が和み、笑いが広がりました。
食事を終えて、歩道を歩いて通りまで出ました。
あらぁ、お寿司が、、、、、。
それでは、午後に!
つづく