記憶の中で、厚切りパンとアイスココア
最近、うちの旦那さん、
健康志向になってきた。
若い頃、いろいろアドバイスしたって聞く耳持たずで、
「自分の身体は、自分がわかるんだ。」 と豪語してた。
人間ドッグに行っても、
検査結果を受けて、再診察にも行かない。
もしものことがあって、旦那さんの一応・妻の私に、
「どうして奥さんが付いていながら、病院へ行かせなかったの?」
と、責められたとしても、
「私の言う事なんて、聞きませんでしたから。」
そのこと、良く言っておきますからねと話してる。
きっかけは、茶色いタンが出たことだったらしく・・・・。
先々月、旦那さんは、煙草を辞めた。
本人は、
「辞めたんじゃなく、休んでいるだけなのだ。」
といいつつも、もうどのくらいになるかなぁ~
2ヶ月目に突入なのだ。
いや、もっとかなぁ?
依然として、医者嫌いで、精密検査には行かない。
私も、もう何も言わないのだ。
仕方ないもの。
「お前は医者好きだからな。」 と良く言うのだけど。
誰だって、医者が好きな人はいないよ。
家族がいて、自分がもしもの時には、
迷惑をかける事になるんだから、
出来るなら、悪くなる前に診察して、
なるべく早いうちに手を打つ方がいいんだよ。
どこまで行っても、うちの旦那さんは天邪鬼で、
面倒くさがり屋なのだ。
その旦那さんが、
今度パン食にするから・・・・・・。と言った。
私は大のパン党だったけど、
最近は、控えていたのだった。
パンは美味しくてついつい食べ過ぎてしまうから。
今朝は、アサリの味噌汁と目玉焼き、鯖の煮つけ。
そんなメニューだったので、
「飯がいいなぁ~せっかくのおかずだから・・・。」 だって。
たしかに。
厚切りのパンを焼いて、1枚づつ食べようと思ったのにね。
結局、2枚とも私が食べてしまったよぉ。
以前やった
「国立病院ダイエット」 なるもので、
何も付けないトーストを食べてた私。
パンそのものにも、バターや甘みがあるから、
何も付けなくても、充分美味しいのは承知なの。
でも、久々に、美味しい帝国ホテルのマーガリンを塗った。
美味しかったよ。
そして、高校生の時良く行った、
懐かしいお店が、
急に懐かしく思い出されたのであります。
それは、
旧そごう横の路地にあった、
茶楽(さら) という、喫茶店です。
そこの名物の、
アイスココアとトースト
良く冷えた、銅製のマグカップに、
生クリームがソフトクリームみたいに、
高く盛られていて、それはそれはたっぷりこんと!
ほろ苦いココアの上に載っていた、アイスココア!
そして、一緒にオーダーした、トースト。
厚さ10センチ以上はあった、
厚切りのトースト!
確か、三角に切ってあって、高くそびえてた。
そこにバターがしみ込んでいたのです。
美味しかったなぁ~♪
今から、30年以上前の話。
長野そごうも、なくなっちゃったし、
トイーゴもできたし、あの喫茶店もなくなってる。
記憶というものは曖昧なもので、
今思い出せる当時の記憶で、
絵手紙にしてみました。
アイスココアのクリームは、もっとてんこ盛りでした。
クリームの下のココアをまず飲んで、
上のクリームをスプーンですくって食べて、
そして、ココアとクリームを混ぜて飲む。
銅製のマグカップが、冷え冷えで、結露もいっぱい。
ココアを飲み終えると、カップに氷が残ってた。
そして、氷で薄まった水をストローで吸った。
懐かしい味がよみがえって来ましたよ。
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